空き家放置するデメリット6つ|老朽化や特定空き家指定のリスク、資産価値への悪影響も
空き家を所有しているけど、放置することの是非で悩んでいる、将来的な空き家対策を考えている、所有する空き家の管理方法を検討したいと考えている方はいませんか。
空き家を放置すると、様々なリスクやデメリットが発生します。
この記事では、空き家を放置することによって起こりうる6つの具体的なデメリットを具体例と共に解説することで、読者が空き家の放置によるリスクを理解し、適切な対策を検討するきっかけを提供します。
目次
□空き家放置のデメリットとは?
空き家を放置すると、老朽化による大規模修繕、特定空き家に指定されるリスク、周辺住民への迷惑、自然災害による倒壊など、様々なデメリットが発生します。
これらのデメリットを理解した上で、適切な対策を検討することが重要です。
□空き家を放置することによる6つのデメリット
空き家を放置することで発生するデメリットを具体的に見ていきましょう。
老朽化による大規模修繕が必要になる
空き家は人が住んでいないため、風通しが悪くなったり、湿気がこもりやすくなったりするなど、人が住んでいる家に比べて老朽化が進行しやすい傾向にあります。
そのため、放置された空き家を再び住めるように修繕しようとすると、大規模な工事が必要となり、多額の費用がかかってしまう可能性があります。
例えば、屋根の葺き替え、外壁の塗装、シロアリ駆除など、様々な修繕が必要になるケースが考えられます。
特定空き家に指定されるリスク
特定空き家に指定されると、地方公共団体から空き家の撤去や修繕などの命令が出される可能性があります。
命令に従わなかった場合は、強制的に代執行が行われ、その費用は所有者が負担することになります。
特定空き家に指定されることで、所有者は多額の費用を負担するだけでなく、精神的な負担も大きくなってしまいます。
周辺住民への迷惑
放置された空き家は、雑草が生い茂ったり、ゴミが散乱したりすることで、周辺住民に様々な迷惑をかけてしまいます。
例えば、隣家への日当たりを遮る、悪臭を発生させる、害虫やネズミの発生源となるなど、近隣住民の生活環境を悪化させる原因となりえます。
また、空き家が倒壊する危険性も高く、周辺住民に怪我を負わせる可能性も否定できません。
自然災害による倒壊
空き家は、地震や台風などの自然災害に対して脆弱です。
放置された空き家は、構造が劣化しているため、地震や台風などの自然災害によって倒壊するリスクが高まります。
倒壊した場合、周辺住民に被害が及ぶ可能性があり、所有者は責任を負うことになります。
また、倒壊した空き家の撤去費用も所有者が負担することになります。
不審火や放火の危険性
空き家は、不審火や放火の対象になりやすいと言われています。
空き家は人が住んでいないため、ゴミなどが散乱していたり、落ち葉や枯れ草などが積み重なっていたりすることがあります。
このような状態は、放火犯にとって格好の標的となり、火災が発生するリスクが高まります。
資産価値の低下
空き家を放置すると、その周辺の土地や建物の資産価値が低下する可能性があります。
放置された空き家は、景観を損ね、地域全体の印象を悪くする可能性があります。
そのため、周辺の不動産の価値が下がり、売却価格が低くなる可能性があります。
また、空き家の存在は、周辺住民の住み心地を悪くし、不動産価値を下げる要因となることもあります。
□まとめ
空き家を放置することで、老朽化による大規模修繕、特定空き家に指定されるリスク、周辺住民への迷惑、自然災害による倒壊、不審火や放火の危険性、資産価値の低下など、様々なデメリットが発生する可能性があります。
これらのデメリットを理解した上で、適切な対策を検討することが重要です。
空き家対策としては、売却、賃貸、解体、リフォームなど、様々な方法があります。
それぞれの方法にはメリットとデメリットがありますので、自分の状況に合わせて最適な方法を選択することが大切です。
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