任意売却で自己破産を回避できる可能性があるって本当？解説します！

住宅ローンの返済が難しくなり、自己破産をしなければいけないのではとお考えの方に朗報です。
不動産を任意売却することで、自己破産を回避できるかもしれません。
本記事では、任意売却をすることで自己破産を回避できる理由や、任意売却のメリットをお教えします。

□任意売却をすると自己破産しなくて良いって本当？

住宅ローンの返済が厳しくなった場合、自己破産をするしかないとお考えの方も多くいらっしゃいます。
そのような方は、任意売却を視野に入れてみましょう。

任意売却とは、金融機関が競売にかける前に自身で不動産を売却するという方法です。
任意売却をすると、多くの方が平均で700万円から800万円ほどの残債が残ります。
しかし、任意売却はローンの返済が難しくなった方が行うものですので、金融機関側も残債の返済が難しいということはわかってくれています。

そのため、多くの金融機関では残債の返済については話し合いに応じてくれ、無理のない範囲で返済できるようにしてくれますので、自己破産せずとも解決できるのです。

□任意売却で得られるメリットとは？

任意売却をすると、以下の4つのメリットを得られます。

1．市場価格に近い金額で売却できる

競売の際は、内覧ができない、検討時間が短いなどの理由で買い手にとって不利な条件で販売されますので販売価格が低くなりがちです。
一方で任意売却は普通の不動産売却と同じように販売されますので、市場価格に近い金額で売却できます。

2．費用の持ち出しが不要

通常、不動産売却には仲介手数料や諸経費などがかかります。
任意売却の場合も費用はかかりますが、売却したお金から諸経費を支払えるので事前に費用を持ち出す必要がありません。

3．プライバシーの侵害を防げる

自宅が競売にかけられた場合、その事実がネットや新聞に掲載されますが任意売却の場合はその心配はありません。
ローンを滞納している事実や家を手放す事実はあまり知られたくないですよね。

4．ローンの残債を一括返済できる

物件を売却すると通常は抵当権を抹消するために、金融機関に残債を一括返済しなければなりません。
ただ、任意売却はローンの残債を一括返済する必要はないので安心してください。

□まとめ

不動産を競売にかける前に任意売却すると、自己破産をせずとも解決できます。
なぜなら、自己破産は住宅ローンの返済が滞っている人が選ぶ方法ですので、金融機関側も無理のない範囲での返済に応じてくれるからです。
自己破産する前に任意売却を検討してみてくださいね。