戸建ての住み替えにかかる費用を解説!家族の新たな一歩をサポート!
子どもが成長したことを理由に、戸建ての住み替えを考えている方もいらっしゃるのではないでしょうか。
特に中年層の方で、住環境の変化やライフスタイルの進化に伴い、新たな住まいを求める方も多くいらっしゃるでしょう。
今回は、戸建ての住み替えに関する費用についてと注意点について解説します。
目次
□戸建ての住み替えにかかる費用
1:仲介手数料
仲介手数料は、売却額に応じて変動し、一定の割合で計算されます。
また、新しい戸建てを購入する際にも、同様の手数料が発生する点に注意してください。
2:印紙税
印紙税は契約書や領収書などの文書に対して課される税金で、契約金額に応じて必要な印紙の金額が異なります。
例えば、500万円超から1,000万円以下の契約では、5,000円(令和6年3月31日特例特例)の印紙が必要です。
この税金は、契約書に印紙を貼付し消印することで納税が完了します。
3:抵当権抹消費用
抵当権抹消費用に関しては、売却予定の戸建てに住宅ローンが残っている場合に発生します。
ローンを完済し、抵当権を抹消するため、司法書士に依頼する必要があります。
報酬として、15,000円から30,000円が目安とされており、加えて不動産1個あたり1,000円の登録免許税がかかります。
4:譲渡所得税
譲渡所得税は、不動産売却による利益に対して課税される税金です。
この税額は、売却価格から取得費、譲渡費用、特別控除額を差し引いた金額に対して計算されます。
保有期間が5年超えの場合と5年以下の場合で税率が異なり、それぞれ20.315%、39.63%です。
5:ローンの返済費用
住宅ローンの残債がある場合、売却前にそのローンを一括で返済する必要があります。
この際の手数料は1万から3万円が目安ですが、金融機関によって異なるため、事前の確認が大切です。
□戸建てに住み替える際の3つの注意点
*査定額の現実を理解する
住み替えにおいて、現実的な査定額を把握することは非常に重要です。
一般的に、住宅は一度人が住んだ時点で中古物件と見なされ、新築時と比べて資産価値が下がります。
加えて、査定額が最終的な売却価格となるとは限らず、市場の動向やタイミングによって変動することも念頭に置いておきましょう。
*売却スピードの不確実性
市場の状況や物件の特性により、売却までの時間は大きく異なる場合があります。
特に、旧居と新居の住宅ローンを同時に抱えるリスクを避けるため、余裕を持ったスケジュール計画が必要です。
*借り入れ条件の検討
住み替えを考える年代は多くが30代以上であり、新たなローンを組む際の返済条件設定は慎重に行う必要があります。
定年後の収入状況を考慮し、返済期間が延びないよう計画を立てることが重要です。
□まとめ
戸建て住宅の住み替えは、費用面や手続きの理解、注意点の把握が重要です。
戸建てから戸建てに住み替える際には、ローンの残債や新居のローンの返済計画に特に注意してください。
この記事で紹介した情報を活用し、家族にとって最適な住み替えを実現しましょう。
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