分譲マンションとは?メリットやデメリット、賃貸との違いなど徹底解説!

これから住居を購入しようと考えているあなたは、分譲マンションも検討しているのではないでしょうか。
分譲マンションは、賃貸マンションと比べて、購入という大きな決断を伴います。
そこで今回は、分譲マンションの基礎知識から、メリット・デメリット、賃貸との違い、購入時に注意すべきポイントなどを詳しく解説していきます。
分譲マンション購入の意思決定をサポートし、あなたにとって最適な住居選択の参考になれば幸いです。

□分譲マンションとはどんなマンション?

分譲マンションとは、一部屋ごとに売買されるマンションのことです。
賃貸マンションとの違いや、分譲一戸建て、分譲賃貸との違いについて解説していきます。

1: 分譲マンションとは

分譲マンションとは、簡単に言えば「一部屋ごとに売買するために作られたマンション」です。
一棟の建物がそれぞれの部屋ごとに所有者が異なる専有部分と、住民が共同で所有する共用部分、そしてその建物が存在する敷地全体を意味します。
一般的に居住用として「マンションを購入する」というと、一棟丸ごとでなく、分割された一つの部屋を指し、それを「分譲マンション」と呼びます。
購入したマンションは不動産登記上で「区分所有建物」として、土地と建物が一体で取り扱われ、その所有者などが記載されます。

2: 賃貸マンションとの違い

賃貸マンションは「一部屋ごとに貸すために作られたマンション」を言い、一棟全体が同一所有者に帰属しています。
また登記簿上も土地と建物が分かれて登記されています。

3: 分譲賃貸との違い

分譲マンションを購入したが、自分で使わないで第三者に貸し出しているようなマンションは「分譲賃貸」と言います。

□分譲マンション購入のメリット・デメリット

分譲マンション購入のメリットは、資産になること、老後の家賃の心配がないこと、耐用年数が長いことなどです。
デメリットは、移住しづらいこと、住宅ローンの支払いが必要なこと、管理費や修繕積立金が必要なことなどがあります。
それぞれの項目について詳しく解説していきます。

メリット

1: 資産になる

分譲マンションは、不動産として所有することができます。
不動産は、一般的に価値が下がりにくい資産とされています。
将来的に売却することも可能です。

2: 老後の家賃の心配がない

老後になっても、家賃を支払う必要がありません。
賃貸住宅の場合、老後も家賃を支払い続ける必要があり、生活費の負担が大きくなる可能性があります。
分譲マンションは、購入すれば、老後の住居費を固定することができます。

3: 耐用年数が長い

分譲マンションは、賃貸マンションに比べて、耐用年数が長い傾向があります。
賃貸マンションは、築年数が経つと、設備の老朽化や管理状態が悪化する可能性があります。
分譲マンションは、修繕積立金を積み立て、定期的にメンテナンスを行うことで、長期間住み続けることができます。

デメリット

1: 移住しづらい

分譲マンションは、賃貸マンションに比べて、移住しづらいです。
賃貸マンションであれば、契約期間満了時に引っ越しをすることができます。
分譲マンションの場合、売却する必要があります。

2: 住宅ローンの支払いが必要

分譲マンションを購入する場合、一般的に住宅ローンを組む必要があります。
住宅ローンの返済は、長期間に渡り、大きな負担となります。

3: 管理費や修繕積立金が必要

分譲マンションは、管理費や修繕積立金を支払う必要があります。
管理費は、共用部分の清掃や管理、セキュリティなどの費用です。
修繕積立金は、建物の大規模修繕に備えて積み立てられる費用です。

□まとめ

分譲マンションは、賃貸マンションと比べて、購入という大きな決断を伴いますが、資産価値や老後の住居費の安定など、魅力的なメリットもあります。
一方で、住宅ローンの返済や管理費などの負担も考慮する必要があります。
分譲マンションの購入を検討する際は、メリットとデメリットを比較検討し、自分にとって最適な住居かどうか判断することが大切です。

投稿者

北見 豊
北見 豊
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