サブリース契約の落とし穴!メリットとデメリットを解説します!
サブリース契約は不動産投資の選択肢の1つです。
しかし、サブリース契約にはメリットだけではなく、リスクやデメリットがあります。
これらを理解することが、後悔しない投資判断のためには欠かせません。
今回は、サブリース契約のメリットとデメリットについて解説します。
目次
□サブリース契約のメリット
1つ目は、管理事務をすべて任せられることです。
入居者募集から集金、契約更新、退去対応、そして建物のメンテナンスに至るまで、これらの手間が省けることは、特に経験の浅いオーナーにとっては大きなメリットとなるでしょう。
2つ目は、空室・滞納リスクを回避し安定収入を得られることです。
サブリース契約では、サブリース会社がオーナーに一定の家賃を保証してくれます。
そのため、空室や入居者の滞納リスクに左右されることなく、安定した収入を得られることが見込めるのです。
3つ目は、広告料の負担を軽減できることです。
オーナーが負担することの多い広告料も、サブリース契約では不動産管理会社が負担するケースが多いため、経費削減ができます。
□サブリース契約のデメリット
*直接契約よりも収入が減る可能性がある
サブリース契約では、オーナーに保証される家賃が直接契約時の80~90%になることが多く、加えて礼金や更新料などの収入はサブリース会社の取り分になる場合があります。
空室リスクが低い物件では、直接契約の方が収益性は高くなってしまうこともあるのです。
*オーナーからの解約は容易ではない
サブリース契約は一度結んでしまうと、オーナーからの解約が困難な場合が多いです。
正当な理由がなければ、契約の途中解除は難しいのが現状です。
*家賃の減額交渉の可能性がある
不動産市場の変動や物件の老朽化により、サブリース会社から家賃減額を求められる場合があります。
これにより、保証されていた収入が減少するリスクがあります。
上記の他にも入居者選定での決定権がない、売却時が難しいといったデメリットも存在します。
サブリース契約において、入居者の選定をすべてサブリース会社がします。
オーナーとしては、入居者に関する決定権を持てません。
また、サブリース契約を結んでいる不動産は、売却時に契約の解除が難しく、買い手が見つかりにくいことがあります。
サブリース契約により利回りが低下することがあり、売却価格にネガティブな影響を与える可能性も。
上記のデメリットに気を付けた上でサブリース契約を進めてください。
□まとめ
サブリース契約は、管理業務の軽減や安定収入などのメリットがありますが、収入減少や解約の難しさ、入居者選定の制限などのデメリットもあります。
これらの情報を踏まえ、オーナー自身の投資目的や物件の特性を考慮しつつ、適切な契約形態を選択することが重要です。
当社は、不動産管理や不動産売却もしております。
サブリースに出そうか迷っている不動産がある方は、不動産管理や不動産売却も選択肢を考えてみましょう。
不動産売却では、家を適正価格で売れるためお金に関しても安心できます。
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