不動産売却の確定申告に必要な書類とは?控除のための必要書類もご紹介!
不動産売却を終えたのは良いものの、確定申告しなければならないことに不安を感じている方は少なくありません。
なかには、必要書類がわからず、困っている方もいらっしゃるかもしれません。
そこで今回は、不動産売却の確定申告で必要な書類と、確定申告のときに控除を受けるために必要な書類をご紹介します。
目次
□不動産売却の確定申告に必要な書類は?
*不動産売却の確定申告に必要な6つの書類
1.譲渡所得内訳書
不動産売却をしたときに譲渡所得金額を計算するのに利用した書類です。
この書類があれば、譲渡所得の計算方法がわからなくても書類の指示に従っていくことで、譲渡所得を計算できます。
この書類に記載した内容を確定申告に転記可能です。
2.確定申告書
1年間の所得を計算して払う税金額を申告する書類です。
申告書は2つの種類がありますが、使うのは申告書Bといわれるものです。
さらに、譲渡所得は通常の給与所得や事業所得とは別に計算されるため、分離課税用の申告書第三表も必要です。
3.売買契約書のコピー
譲渡所得内訳書に記載した不動産の売却価格が正しいことを示すための書類です。
不動産を売却したときの売却契約書のコピーを準備しましょう。
4.譲渡費用の領収書コピー
譲渡所得内訳書に記載した譲渡費用が正しいことを示すための書類です。
譲渡費用にしたものの領収書コピーを準備します。
5.不動産取得時の売買契約書コピー
譲渡所得内訳書に記載した不動産取得時の金額が正しいことを示すための書類です。
この書類はなくても問題はありませんが、書類があった方が税金を少なくできるかもしれません。
6.取得費の領収書コピー
譲渡所得内訳書に記載した、不動産取得時にかかった不動産購入代金以外の費用が正しいことを示す書類です。
□確定申告で控除を受けるための必要書類とは?
不動産売却における確定申告で控除を受けられるものはいくつかありますが、ここではマイホームを売却したときについて解説します。
*マイホームを売却したとき
マイホームを売却したときはマイホームの3000万円の特別控除が受けられます。
この控除を受けるためには、戸籍の附票の写しのような、その不動産に住んでいたことがわかる書類が必要です。
□まとめ
不動産売却に必要な書類は6つあります。
また、確定申告のときに受けられる控除もあります。
ここではマイホームを売却したときについて解説しましたが、他にも相続した不動産を売却したときやマイホームを買い替えたときなど、さまざまな特例があります。
できる限り、負担の少ない確定申告になるように調べてみましょう。
投稿者
-
豊友住宅は東村山を中心に、東京エリア・埼玉エリアで不動産売買を手がける不動産会社です。皆様の頼れる「住まいのホームドクター」をモットーに、日々、様々なお客様と関わらせて頂いております。
東村山市での30年以上の実績を元に、大手企業では真似できない「地元の信頼」「見つかる情報」「独自の売却のノウハウ」「スピーディーで親密なご対応」を実現しております。不動産に関するお悩みがございましたら、お電話・お問合せフォームからご相談ください。
最新の投稿
- 2024年9月10日不動産売却基礎知識相続した家を売る際の税金対策!3000万円控除や取得費加算特例も解説
- 2024年9月6日不動産売却基礎知識不動産売却で非課税になるケースと注意点!知らないと損する税金対策
- 2024年9月2日不動産売却基礎知識自宅の売却にかかる税金は?損をしないための計算方法と注意点
- 2024年8月29日不動産売却基礎知識住宅ローンの支払いが大変?返済が苦しくなる6つの失敗例と対策法