不動産売却募集のチラシは信用しても大丈夫?解説します!
不動産売却を考えるようになると、今まで何気なくポストに投函されていた不動産売却のチラシに興味を持つかたもいらっしゃると思います。
この記事では、不動産売却のチラシは信用できるのかについてご紹介します。
不動産売却をお考えの方も、不動産の購入を希望されている方もぜひお読みください。
目次
□不動産売却のチラシって信用して良いの?
残念ながら、不動産売却のすべてのチラシが信用できるわけではありません。
ここでは、よく見かけるキャッチコピーと共に、どのようなチラシが信用できないか解説します。
*「急募、当地区限定で探されているお客様がいらっしゃます」
こちらのキャッチコピーは定番ですが、「当地区限定で探している」という部分は信頼できないと言えます。
なぜなら、顧客情報をもとにしているわけではなく、不動産会社が需要が高い地域を選び、チラシ投函している可能性が高いからです。
*「売却不動産求む、〜〜円で購入希望のお客様がいます」
このようなキャッチコピーもよく目にしますが、実際にその価格で購入してくれるとは限りません。
この場合は、過去の顧客情報をもとに偽った虚偽の情報であることがほとんどです。
*「どこよりも高い価格で査定します」
このようなキャッチコピーは、不動産会社が媒介契約を結ぶ目的で使用していることが多いです。
基本的に不動産が相場よりも高く売れることはありませんので、契約を結んだ後に不動産会社が値下げを持ちかけてくると予想されます。
□不動産売却のチラシをチェックするポイントとは?
不動産売却のチラシは主に仲介業者が作成しますが、売主もそのチラシにコメントできます。
ここでは、不動産売却のチラシでチェックすべきポイントを3つご紹介しますので、購入希望者が安心できるチラシ作りに努めましょう。
1:隠れた情報はないか
購入希望者にとって情報が不足していると、それだけで成約を逃してしまうかもしれません。
不動産に関する基礎的な情報だけでなく、購入希望者が知りたい情報も記載することが大切です。
2:具体的な条件を記載しているか
不動産売却を勧めるチラシに、売却できる具体的な金額が記載されていることがありますが、その金額に根拠がなければ購入希望者は不安に思ってしまいます。
裏付けのない金額は記載しないようにしましょう。
3:ルールや規制に反していないか
不動産は非常に大きな資産ですので、万が一宣伝広告に虚偽の内容があった場合、相手に莫大な損失を与えてしまいます。
お互いが気持ちの良い取引にするためにも、絶対に虚偽の内容は記載してはいけません。
□まとめ
不動産売却のチラシは信頼できるものもありますが、証拠のない内容を記載していたり、媒介契約を結ぶための餌が記載してあるなど信用できないものも多くあります。
不動産は所有する財産の中でおそらく最大のものですので、購入者に損失を与えないようにチラシのチェック点に目を通し、ルールを破らないようにしましょう。
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