空き家になった実家を売却する手順とは?解説します!
親が亡くなったり引っ越したりすると実家を相続する場合がありますが、その実家は空き家になりがちです。
実家を相続しても空き家のまま利用していない場合は、管理が大変であったり税金を払わないといけなかったりするので売却する方が良いでしょう。
しかし、空き家を売却する際の手順や税金の問題など、分かりづらいことが多いです。
そこで今回は、空き家を売却する手順や売却するとかかる税金について紹介します。
空き家である実家を売却しようと考えている方は、ぜひ参考にしてください。
□空き家になった実家を売る手順とは?
一般的に実家を売却するとなってから売却が完了するまでの期間は6ヶ月と言われており、その6ヶ月の中に売却するためのステップが6つあります。
1:査定依頼
初めにすることとして査定依頼があります。
会社に査定してもらうことで、実家の大まかな売却金額を出してくれます。
大まかな金額なのでこの金額で売れるとは限りません。
2:媒介契約
実家を売るために、実家の売買の仲介をしてくれる当社のような不動産会社と媒介契約を交わします。
契約を交わすことでようやく実家を売り出せるようになります。
ここまでが実家の売り出し前の流れです。
3:売却活動
媒介契約を交わすと、売却活動に入ります。
売却活動では、実家を売却するために購入者募集中の不動産として売りに出します。
4:内覧対応
売却活動をしていてもすぐに購入希望者が見つかるわけではありません。
実家に興味を持ったからと言って実物を見ずに購入する人はいません。
そのため、実家に興味を持ってくれた人が内覧に来るので、その対応をする必要があります。
5:売買条件の決定
内覧に来て購入する人が現れると、売買条件を細かく決定していきます。
6:引き渡し
購入者との売買条件についての話し合いが終わると、ようやく実家を引き渡します。
この引き渡しが完了することで実家の売却は終了するのです。
□空き家を売却するとかかる税金とは?
空き家を売却する際は税金の問題もあります。
空き家を売却した際にかかる税金は、譲渡所得に対する譲渡所得税です。
譲渡所得とは、不動産の売却代金からその不動産の取得費や譲渡費を差し引いた利益のことを指します。
そのため、売却金額の方が取得費や譲渡費の合計よりも低ければ、譲渡取得税がかかることはありません。
譲渡所得税の税率は、所得税と住民税の税率によって左右されますが、不動産の所有期間によっても変化してくるので、譲渡所得税の税率を確認しておきましょう。
□まとめ
実家が空き家になってしまいどうしようか迷っている場合は、売却をいう選択肢を視野に入れてみてください。
しかし、不動産を売却するには手続きや購入希望者を探す手間があるので意外に時間がかかるものです。
売却する場合は、あらかじめ半年程度、またはそれ以上かかることを覚悟しておきましょう。
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