不動産売却の確定申告を税理士に依頼するといくらかかる?
もうすぐ不動産売却が完了すると安心しておられる方もいらっしゃることでしょう。
しかし、中には、不動産売却における確定申告をどうするべきか悩まれている場合もあるかもしれません。
確定申告は税理士に依頼するものなのか、悩んでしまいますよね。
今回は、不動産売却における確定申告を税理士に依頼するときの金額とメリット・デメリットを解説します。
目次
□不動産売却の確定申告を税理士に依頼するときの金額
不動産売却の確定申告を税理士に依頼するときの金額は、売却した不動産の売却益によって異なります。
例えば、売却益が1000万円から3000万円の場合の金額は、10万円から20万円が相場です。
かかる費用を安くしたい場合は、税理士に訪問してもらうのではなく、メールや電話で税理士との連絡を完結させたり、簡単なデータ入力は自分でしておいたりすると良いかもしれません。
□税理士に依頼するメリットとデメリット
*依頼するメリット
・不安がなくなる
確定申告の書類の作成に慣れている方は多くないことでしょう。
実際に自分で作成するとなると、「これで合っているだろうか?」と不安になってしまうかもしれません。
依頼すれば、税理士はプロであるため、ミスなく確実に確定申告を終えられます。
・税務署に行く必要がない
確定申告は実施期間が2月から3月ごろと決まっています。
多くの会社員は決済直前の忙しい時期と重なっていることでしょう。
しかし、税理士に依頼することで税務署に行く必要がなくなり、負担が減ります。
・相談できる
不動産の確定申告のみならず、相続のような他の相談がしたい場合は税理士に依頼することをおすすめします。
税理士にとっては追加の業務を得られる可能性となるため、丁寧に対応してもらえるでしょう。
・特別控除の漏れを防ぐ
特別控除や税に関する法律はほぼ毎年変わるため、自分ですべてを把握するのは難しいかもしれません。
税理士に依頼することで、特別控除を漏れなく利用することができるでしょう。
*依頼するデメリット
デメリットとしては、お金がかかることです。
通常、売却にかかるお金は譲渡費用に含まれますが、確定申告を税理士に依頼するお金は、譲渡費用に含まれないため、注意が必要です。
□まとめ
不動産売却の確定申告を税理士に依頼すると、売却益が1000万円から3000万円の場合は、10万円から20万円のお金がかかります。
しかし、税理士に依頼することで、慣れない書類作成に対する不安や税務署に行く負担が軽減されます。
さらに、他の税金について相談できたり、特別控除の漏れをなくしたりできます。
正確に不動産の確定申告を行いたい方は、税理士への依頼を検討してみることをおすすめします。
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