専用面積とは?一人暮らしに最適な広さを解説します!

みなさん、専用面積という言葉を聞いたことはありますか。

今回は、物件の購入を考えている方に向けて、住宅の専用面積について解説します。
また、一人暮らしに最適な専用面積についても解説するので、ぜひ最後までご覧ください。

□専用面積とは?

「専用面積」とは、私たちが日常生活を送る中で実際に利用できる住戸内のスペース全体を指す言葉です。
この専用面積には、生活の中心となる寝室やリビング、料理を楽しむキッチンなどの主要な居住空間が含まれることはもちろん、衣類や日用品を収納するクローゼットや下駄箱などの収納スペースも含まれます。
専用面積は、住戸の住民だけが利用する私的なエリアであり、生活の質を左右する重要な要素です。

専有面積には含まれませんが、日常生活で目にすることが多いスペースもあります。
例えば、バルコニーや玄関ポーチ、床下収納などがこれにあたります。
これらのスペースは、専有面積の計算から除外されるため、物件の広告や契約書に記載されている専有面積の数値と、実際の居住スペースの広さは異なることがあります。

特に、バルコニーは屋内スペースとはみなされず、災害時の避難経路などとしての機能も持つため、共用部分として扱われることが多いです。

□一人暮らしの場合どのくらいの専用面積が理想?

一人暮らしをする際に、どのくらいの専用面積が必要かを知ることは、快適な住環境を整える上で非常に重要です。
自分一人の生活空間を選ぶとき、必要とされる専用面積は個々のライフスタイルや趣味、持っている家具の量によって大きく変わります。

一般に、25平方メートルは一人暮らしで健康かつ文化的な生活を送るために推奨される面積とされていますが、住む地域や予算に応じて、この数値よりも小さい物件を選択することもあるでしょう。

しかし、これはあくまで1つの基準であり、個人のライフスタイルや活動範囲、収納が必要な物品の量などに応じて、この基準は変わる可能性があります。
特に、都市部では家賃の高騰により、20平方メートル以下の物件が主流となることも多いです。

学生や若年層が一人暮らしを始める際は、20平方メートル前後の物件が「最低限生活に困らない」と考えられることが多いですが、キッチンや浴室などを含めた全体面積から、実際に利用できる生活空間はさらに限られます。

*畳数で計算すると

日本では、部屋の大きさを畳数で表現することが一般的です。
専有面積を畳数で考えることにより、空間を直感的にイメージしやすくなります。

畳数は専有面積を1.62で割ることで計算でき、この換算方法を利用することで、物件選びにおいて具体的な部屋の広さを感じ取れます。
例えば、20平方メートルの部屋は約12畳に相当します。

□まとめ

専用面積は住宅選びにおいて重要な要素の1つです。
自分のライフスタイルや活動範囲を考慮して、最適な専用面積の物件を選ぶことが、快適な一人暮らしを実現するために大切です。

賃貸物件や売買物件をお探しの方は、お気軽に当社までご連絡ください。

投稿者

北見 豊
北見 豊
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