不動産を売る際には瑕疵保証について理解しよう!瑕疵保証付物件について解説!
不動産購入は多くの人にとって重要な決断です。
特に中古物件の購入時には、見えない欠陥(瑕疵)が潜んでいる可能性があり、これを補償する「瑕疵保証」が重要になってきます。
今回は、瑕疵保証について瑕疵保証付物件について解説します。
□瑕疵保証とは
瑕疵保証は、不動産売買における安心のための保障です。
この保証は、売買後に物件に隠れた欠陥が発見された際に、売主ではなく保証会社が補修費用を負担することを意味します。
これにより、買主は安心して不動産取引ができ、予期しない補修費用に対しても安心して対応できます。
ここでは、瑕疵の種類について解説します。
1:物理的瑕疵
物理的瑕疵は、建物の構造や土地に関する明確な欠陥を指します。
これには、雨漏りや土壌汚染などが含まれ、目に見える形で物件の価値に影響を与えるものです。
2:環境的瑕疵
周囲の環境に起因する瑕疵は、住環境に重大な影響を及ぼす可能性があります。
これには騒音や悪、周囲の嫌悪施設や特定の商業施設の存在が含まれます。
3:心理的瑕疵
心理的瑕疵は、物件の過去の出来事に起因するものです。
これには事故物件や自殺が発生した物件などが含まれます。
4:法的瑕疵
法的瑕疵は、法律による制限や規制に起因する問題を指します。
この瑕疵は、将来的に建て替えや改築を行う際に大きな障害となることがあり、物件の価値や利用可能性に直接的な影響を与えます。
□瑕疵保証付物件とは
瑕疵保証付中古物件は、隠れた瑕疵に対する保証が付帯された物件を指します。
この制度は、不動産取引における安心と信頼を確保するために重要な役割を果たしています。
売主が不動産会社の場合、通常、瑕疵担保保険(契約不適合責任保険)に加入していることが一般的です。
これにより、不動産会社は中古物件を売買する際、瑕疵があった場合のリスクをカバーし、「瑕疵保証付中古物件」として販売できます。
一方で、売主が個人の場合、状況は異なります。
個人の売主は、瑕疵担保保険に自ら加入する必要があり、その手順はやや複雑です。
瑕疵担保保険の被保険者となるのは、通常、インスペクション会社です。
インスペクション会社とは、住宅の瑕疵を専門家が診断するサービスを提供する会社のことで、保険会社はこの会社の住宅診断結果に基づいて保証を提供します。
売主が個人の場合、中古物件の売買契約前にインスペクション会社による住宅診断を行い、問題がないことを確認した上で保険に加入する必要があります。
□まとめ
瑕疵保証は、不動産取引におけるリスクを軽減する重要な仕組みです。
特に中古物件の購入を検討している方は、瑕疵保証の内容を理解し、安心できる取引を心がけましょう。
不動産会社との信頼関係を築き、適切なアドバイスを得ながら最適な不動産売却をすることが大切です。
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