不動産買取ではどのようなことに気を付ければ良い？注意点を紹介します！

「不動産買取を考えているけど不明点が多い」
「どのようなことに気を付けて不動産買取を行えば良いのか」
不動産売却方法の1つである不動産買取に関して、このようなお悩みをお持ちの方もいらっしゃるでしょう。
今回は、不動産買取時の注意点について、不動産売却そのものと買取に分けてご紹介します。

□不動産売却を行う前に注意しておくべきこととは？

＊不動産に合う売却方法を選択する

不動産の売却方法は、複数存在します。
それぞれ異なる特色をもっているため、売却したい不動産の状態を考慮した上で、不動産に合う方法を選択することが重要です。

不動産買取の特色は、売却期間が短いところでしょう。
スムーズに買取が進めば、1週間程度で売却を終えられることもあります。
一方で、売却価格は相場の7割程度になってしまう場合が多いので、期間と価格のどちらを選ぶか吟味することがおすすめです。

＊相場をもとにした売却価格を設定する

事前に、近隣の不動産の相場価格を調査することで近隣の相場との比較の上で、査定額を確認できます。
不動産流通機構の運営しているホームページを利用して、過去の相場を確認しておくこともおすすめです。

＊不動産売却の際にかかる費用を確認する

不動産売却においては、税金や手数料を含む複数の費用を支払う必要があります。
不動産を売却した価格が、利益としてそのまま得られるわけではないことに注意しましょう。

□不動産買取時に注意しておくべきことは何？

不動産買取を行う際に注意すべき点について、以下では2つご紹介します。

まず、不動産売却時に住宅ローンを全て返済しなければならないことが挙げられます。
不動産売却時には、不動産買取に限らず、ローンを完済して「抵当権」を抹消する手続きが必要です。

抵当権は、住宅ローンを借りた契約者がローンを返せなくなった場合に、金融機関が不動産を担保とする権利を指します。
この抵当権を消すには、住宅ローンを完済する必要があります。
そのため、住宅ローンを返しきっていない不動産を買取してもらう際には、ローンの残り金額よりも高い金額での買取になるか確認しましょう。

次に、不動産買取であっても売却には費用が発生するため注意が必要です。
不動産買取は、仲介手数料を支払わなくても良いと聞いたことがある方もいらっしゃるでしょう。
確かに、仲介手数料の支払いはありませんが、手数料や税金などの費用を支払う必要はあります。
事前に必要な費用額を想定した上で、売却活動を行うことがおすすめです。

□まとめ

今回は、不動産買取に関する注意点を、不動産売却そのものと不動産買取時に分けて紹介しました。
不動産買取に関するお悩みを、少しでも解消することはできたでしょうか。
当社では、住まいのホームドクターとして不動産に関するご相談に応じております。
お困りごとがある方は、当社までお気軽にお問い合わせください。