空き家を売却する際の注意点は何?売却前後で注意が必要なことを説明します!
「空き家を売却したいけどよくわからない」
「空き家を売却するときには何に気を付ければ良いのか」
このようなお悩みをお持ちの方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、空き家を売却する前後の注意点を説明します。
目次
□空き家を売る前にはどのような注意点がある?
*権利関係に注意する
空き家を売る前にまず確認すべきことは、空き家の所有者です。
自分が購入した家を売却する際には、所有者は自分ですが、空き家の場合には誰の名義になっているかが曖昧なケースもあります。
例えば、名義が親だと思っていたのに、実際は祖父の名義であるといった場合もあるので注意が必要でしょう。
特に、相続の場合には権利関係が複雑になってしまう場合があります。
場合によっては、相続関係者が10人を超えることもあり、対応を求められる場合がありますので、所有者の確認は早めに行いましょう。
不動産を誰が所有しているかは、権利書や登記識別情報などで確認ができます。
これらの情報は法務局で取得できますが、ホームページでの申請、郵送での受け取りも可能です。
*解体するかどうかは自己判断しない
空き家を売却する際に、築年数が経っているため解体したほうが良いのではと考える方もいらっしゃるでしょう。
しかし、解体を自己判断で行うことはおすすめできません。
固定資産税の額は、家が建っている土地か更地かで異なってきます。
その理由は、家が建っている土地には、軽減措置が適用されるからです。
そのため、自己判断で解体してしまうと、軽減措置が受けられずに多額の固定資産税を支払うことになりかねないので注意しましょう。
□空き家を売却した後の注意点とは?
空き家を売却した後には、税金と契約不適合責任の2つに注意することが必要です。
まず、税金についてですが、空き家を売却した際には大きく2つの税金の支払いが発生します。
1つは、売買契約書に必要な収入印紙を買う際に納付する印紙税です。
もう1つは、売却により利益を得た際に支払う譲渡所得税です。
譲渡所得税には、住民税と所得税の2種がありますので注意してください。
次に、契約不適合責任を負う場合があることに注意しましょう。
不動産売買では、購入者が引越し後の想定外のトラブルに不安を覚えず購入できるよう、売り手に契約不適合責任が課せられていることがほとんどです。
契約不適合責任は、売買契約が終了した後に事前に伝えられていない欠陥があった場合に売主が負う責任のことを言います。
この責任を問われた場合には、損害賠償や修理費の支払いを求められる場合があるので注意しましょう。
□まとめ
空き家売却の際には、権利関係や解体についての判断、税金や契約不適合責任について注意する必要があります。
当社では、不動産業での実績と経験を基に、不動産売却に関するご相談にお答えしております。
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